Development

国内新規開発

オフィスビル事業や住宅開発など、SC以外の事業開発にも取り組んでいます。コロナ禍を経て、ライフスタイルや価値観の変化が進み、街ごとに求められる機能も多様化しています。その街に必要とされる機能や更に魅力を高められる要素を見極めた上で、新たな価値の創出に取り組んでいます。

オフィスビル事業

2021年、東京日本橋に当社初の本格的オフィスビル「日本橋三丁目スクエア」を開業。また流山エリアでは、子育て世代をメインターゲットに、多様化する働き方やライフスタイルに対応できる複合オフィスビル「アゼリアテラス」を開業しました。いずれの施設も、有事の際の帰宅困難に備え、72時間の建物内滞留を可能とする非常用発電機を備えるほか、施設全体を再生可能エネルギー由来の電力100%で運用するなど、環境負荷低減性の確保を基本としています。

  • 日本橋三丁目スクエア

  • アゼリアテラス(流山)

住宅事業

髙島屋グループの保有資産を活用した住宅開発事業として、2021年にはT-FLAT久我山(旧倉庫跡地)、2024年にはAFFLUENCE難波 EAST(旧駐車場)を開発しました。いずれの事業も土地のポテンシャルとして住宅事業に適した立地であること、また賃貸住宅開発・運営のノウハウの蓄積による事業領域の拡大を目指した取り組みです。
また、玉川髙島屋S・Cの商圏を中心に稼働中の賃貸住宅取得を進め、安定性の高いアセットを拡大することで事業ポートフォリオの補強を進めています。

  • AFFLUENCE難波 EAST(大阪)

  • T-FLAT久我山

新規開発

国内市場の成熟や外貨流入など、競争が激化する経営環境下において、新たな手法による案件形成にもチャレンジしています。流山事業で培ったノウハウやつくばエクスプレス(TX)沿線でのプレゼンスを活かし、持続的な事業展開と地域貢献を望む行政と連携したPPP方式での事業参画を目指すほか、髙島屋グループの顧客基盤やブランド力を活かした関西エリアでの案件形成も模索しています。
また、不動産ファンド等への出資を通じた事業領域の拡大や、ベンチャー企業との協業による新たな付加価値の提供など、既存事業に捉われない取り組みを推進することで、こころ豊かな生活の実現を支え続けていきます。