special talkパパ・ママ社員座談会

仕事と育児を安心して両立できる

今の働き方を教えてください

菅野:
第一子を出産した後、2015年の産休明けから現在までずっと時短勤務をしています。下の子ども2人を保育園に送ってからオフィスに出勤するのが基本的な勤務スタイルです。

石田:
私も朝はふたりの子どもを保育園に送ってから出勤しています。お迎えは妻が行くという分業制ですね。子どもが生まれてからは育児も家事も分担するようになりました。

霜鳥:
私の家でも基本的に分業しています。石田さんと同じく、朝は主人が子どもを送って、お迎えが私という分担ですね。子どもが1歳になったのを機に、それまで15:30までだった勤務時間を16:30まで伸ばしました。オフィスに出勤するのが6割、あとの4割はリモートワークか、在宅勤務にしています。

石田:
子どもが生まれる前と生まれてからでは、仕事に取り組むスタンスが変わったところがあって。たとえば、定時で帰ることを意識して仕事に優先順位をつけて進めるようにしたり、社内向けのメールなら結論から入って簡潔な文面で送ったり。細かいことでも時間管理を強く意識するようになりました。

菅野:
私は昔から、ひとりで仕事を抱えてしまうところがあって、独身の頃はよく残業もしていました。今は17:00までの勤務ですが、子どもたちを迎えに行くために17:10の電車に乗らないと延長保育になってしまうので、とにかく情報共有を徹底して「自分の仕事」ではなく「みんなで進める仕事」ということを意識しています。

会社の制度について教えてください

菅野:
私は時短勤務制度を利用して8年目になりますが、子育てと並行して働くための環境が進化している印象があります。たとえば、子どもの成長に合わせて終業時刻を細かく調整できるようになりましたよね。

霜鳥:
そうですね。子どもが0歳のときは最短の15:30まで、1歳からは16:30まで…といったように段階的に調整していくことができ、切り替える1ヶ月前までに申請すれば、基本的に希望した働き方に変更できます。

石田:
勤務時間が柔軟に調整できるだけでなく、そもそも男性が育児休暇を取得するのも当たり前の風土がありますね。私はもともと取得するつもりでいましたが、人事からも事前に案内をいただいていて。2人目のときは2ヶ月の育休を取得しました。

菅野:
育児勤務や介護などで利用できる「リザーブ休暇」を子どもの慣らし保育の時間に活用しました。小学校就学前まで利用できるので、とても助かっています。

霜鳥:
思えば新卒で入社した当時から、同じ部署に育休を取ったり時短で働く先輩方がいて、自分が子どもを持ったらどういう働き方になるかをイメージしやすい環境でした。子どもが体調を崩したときも、まわりの先輩方が「お子さん大丈夫?早く帰ってあげて」など、まず最初に家族のことを心配してくださるのがありがたいです。

石田:
子どもの運動会などに使える「スクールイベント休暇」という制度があったり、全ての社員がシフト制なので、もともと勤務日を調整しやすい環境でもあります。平日に、子どもを予防接種に連れていく代わりに日曜日に勤務したり、普通に土日を休みにして家族で出かけたりするのも、柔軟に調整できますよね。

霜鳥:
調整といえば、私は事務所への出勤とリモートワーク・在宅勤務を組み合わせて働いています。たとえば出勤した日に、お客様先での打ち合わせが16時で終わったら、オフィスに戻るのではなく、そのまま外出先でPC作業を30分やったり。効率の良い働き方ができていると感じます。

石田:
それはシステム面で事務所外で利用可能なノートPCを導入したり、情報管理の仕組みも整えたから実現したことですね。私も出勤と在宅勤務をバランスよく組み合わせています。

子どもが生まれる前後で変わったことは?

菅野:
時間管理を徹底するようになったことが一番の変化だと思います。先ほどもお伝えしたとおり、17:10の電車に乗らなければならないから、各媒体の進行管理を徹底したり、まわりに情報共有して対応をお願いする仕事などの見通しをつけるようになりました。

それと、挨拶など基本的なコミュニケーションを取ることをあらためて意識しています。世間話がてら子どもとの会話をまわりに伝えることで状況を知ってもらうことができますし、子どもの手本にもなると思っています。

霜鳥:
菅野さんは1人目のお子さんをよく職場に連れて来ていましたよね。

菅野:
そうですね!何度も来ると社員のみんなと顔なじみになって、「大きくなったね!」と声をかけてくれます。子ども3人を連れてくるのは大変ですが、今でも時々SCのイベントにも一緒に参加しています。

霜鳥:
自宅がSCに近いので、ほとんど毎週末、子どもを連れて遊びに来ています。館内やイベント会場で、同僚に会うたび、温かく声をかけてくれます。仕事でもプライベートでも自然体でつながっている感覚ですね。

石田:
どうしても子どものことで迷惑をかけてしまうことは避けられないので、仕事の質を上げようと意識しています。やるべき業務を貯めこんで一気に対応するようなことはせず、前もって終えられるような進め方を心がけるようになりました。そのために、通勤の電車内でその日の仕事の段取りを考えたり、ちょっとした時間を有効活用するようになりましたね。

霜鳥:
やっぱり時間の使い方は変わりますよね。私も仕事・プライベート両方で細かくスケジュールを立てるようになりました。特にプライベートではアプリを活用して、私と主人の仕事のスケジュールも共有するようにしました。
お互いに出張が入ることもあるので、事前に備えるようにしています。

職場でのフォローやサポートについて教えてください

菅野:
会議の時間を私の都合に合わせてもらったり、私の退社時間を私以上に気にしてもらったり。みんな忙しいはずなのに「何か代わりにやっておくことはある?」と声をかけてくれるなど、上司を含めて部署のみんなに支えられながら仕事に取り組めています。

霜鳥:
私も菅野さんと同じで、部署の皆さんから様々な形で沢山のサポートをいただいています。加えて、育休から復職して、それまではあまり仕事上接点がなかった他拠点の先輩(ワーキングママ)にもアドバイスをいただけるようになり、社内的な人間関係にも良い意味で変化がありました。

ある日、オンラインで会議をしていたのですが、私の顔色が悪く見えたようで心配してチャットをいただいて。会議のあとに「自分の事も大切にしてね!」と送られてきたときは、気持ちが楽になりました。

菅野:
私も1人目が小さかった頃に、保育園から「お子さんが体調を崩したから迎えに来て欲しい」と連絡がありました。育休から復帰して間もなかったこともあって、みんなに申し訳なくて。そんなときにある先輩が「仕事の代役はいるけどママの代役はいないから」と言ってくださって、ものすごく安心したことが印象に残っています。今では私が育休明けの後輩に、同じセリフを使わせてもらっています(笑)。

石田:
普段から情報共有を緊密にしていますが、2ヶ月間の育休期間中に、私が不在でも業務が滞らないように、日次でやるべきこと・月次でやるべきことを明確にまとめて共有しました。結果、特に問題なく業務をまわせたようで安心しました。仕事を抱え込まずに見える化することで、同僚たちも仕事が進めやすい環境を作ることも大切だと思います。

霜鳥:
子どもが小さいと急に体調を崩して仕事ができない…ということがどうしてもあります。なので私は「明日も仕事ができるのは当たり前ではない」ということを強く意識するようになりました。

具体的には、翌日の予定に打ち合わせやプレゼンが控えていたら、急きょ対応できなくなってもバトンタッチしやすいように、できるだけ文書にまとめるようにしています。まわりからのフォローやサポートに甘えるだけでなく、それらが必要なシーンで可能な限り負担にならないような仕事の進め方を心がけています。

今後の働き方やキャリアについて考えていることは?

石田:
私は今の情報システムの仕事を続けていきたいと思っています。経理から情報システムに異動してから、「基本情報技術者試験」に合格したので、次は「応用情報技術者試験」に合格することを目標にしています。営業経理Gにいたときも簿記や宅建に合格したので、比較的そういった資格が取りやすい職務でもあると思っていて、今はこの分野でキャリアアップしたいですね。

霜鳥:
私は入社前から宣伝の仕事を希望しており、入社後実際に宣伝グループで6年間経験を積めたことは本当に良かったと思っています。

復職後、マーケティング部に異動になり、いつか携わりたいと願っていたリーシング(出店交渉等)やSCの中長期プランニングに参画することが叶いました。時短勤務でありながら、新しいことにチャレンジできているので、このまま更に経験を積みたいと思います。

菅野:
私は入社1年目こそ管理グループにいましたが、2年目からは宣伝グループ一筋で13年経ちました。なので、今は宣伝の仕事で今以上に専門性を磨くことはもちろん、統括業務にもチャレンジしてキャリアアップを目指したいです。

就活生にメッセージをお願いします

石田:
東神開発は、仕事とプライベートのバランスがちょうどいい働き方を実現できる環境だと思います。働く環境にそういう部分を求めている方にはピッタリだと思いますが、万人にとって理想的な環境という会社はありません。まずは自分がどういう働き方をしたいのか?を明確にすることが大切だと思います。

霜鳥:
産休・育休を経てもしっかり活躍している社員が大勢いるのが東神開発の特徴のひとつです。商業施設に関わる仕事なので、プライベートで出かける時も「この店、素敵だな」「この施設、使いやすいな」と感じたり、キラリと光る何かを見つけたりすることも大切だと感じます。自分の日常生活における経験や感性を生かせる仕事に魅力を感じる方は、相性が良いと思います。

菅野:
東神開発は、仕事とプライベートの距離感が良い意味で近いので心地いいです。子どもを連れてSCに遊びに行って「このイベントはママも考えたんだよ」とか「安心して楽しく買い物ができるようにしているんだよ」など、自分が関わる仕事を子どもに見せたり話したりできるのも、他の企業ではなかなかできない体験だと思います。こういう環境で働くことに共感できる方なら、きっとイキイキと活躍できます。

私たちとともに、未来を想像し、
挑戦を続けることができる多くの方と出会えることを期待しています。

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