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本格的郊外型ショッピングセンターの開業
開業までの数々の苦難を乗り越え、1969年11月本格的郊外型ショッピングセンターとして「玉川髙島屋S・C」は開業しました。クルマ時代の到来に合わせ、洗車場施設や当時画期的なドライブインシアターを展開するなど、大いに話題になりました。1970年代以降、本館増床や南館の新設、また各時代ごとの変化を見極め、定期的なリニューアルを実施しつづけています。
規模的拡大の一方、顧客の囲い込み策であるコミュニティ戦略にも着手。コミュニティペーパーの創刊やミセスのためのサークル立ち上げなど、モノを売るだけでなくコトを創出することに、他の商業施設に先んじて取り組んできました。
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街の拡がりと奥行きを演出する、二子玉川の重層的なまちづくり
郊外での立地創造に挑んだ経緯から“街に開かれ、街と融合したSCづくり”を基本姿勢に掲げる玉川髙島屋S・C。外周部の環境整備に留まらず、面開発の推進によって回遊・散策を楽しめるまちづくりを実現しています。
国道旧246号沿いの町工場跡や路面駐車場を、緑に彩られた商業施設に転換させた「246ストリート開発」。マロニエコートやアイビーズプレイスなど、20年近くをかけて街に拡がりを持たせてきました。またSC館内では表現しにくい、風情のある“裏路地”の創造をテーマに、石畳など京町屋を思わせる佇まいの「柳小路」エリアの開発により、街の奥行きを演出しています。
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人と人、施設と街をつなぐ緑園空間
玉川エリアの開発で欠かせないもの、それは緑園性の追求です。本館増床に合わせて屋上緑化に注力、「空中庭園構想」に基づき、その後の開発でも順次緑化を進めてきました。開業40周年に合わせ改修した本館ファサードは、正面玄関からアーケードにかけて植物を茂らせ「緑の洞窟」を実現。緑と建物、街が自然と一体化し、心地良い立体的遊歩道を形成しています。また、国道旧246号沿いの、“光と緑あふれるやさしい暮らし”をテーマに設計され、屋根の庇部分を植物で覆った「グリーン・イーブス」が印象的です。
長年にわたり、取り組んできた緑園化。緑が架け橋になり、人と人をつなぐ空間としてこれからもあり続けます。
施設紹介
Overview 玉川髙島屋S・C
- 所在地
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- 東京都世田谷区玉川3-17-1
- 開業
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- 1969年11月
- 店舗面積
- 約81,000m²
- 店舗構成
- 玉川髙島屋と約340の専門店
- 駐車場台数
- 約1,600台
周辺施設
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マロニエコート
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ケヤキコート
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アイビーズプレイス
柳小路
- 所在地
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- 東角:東京都世田谷区玉川3-11-1
- 錦町:東京都世田谷区玉川3-13-1
- 仲角:東京都世田谷区玉川3-12-8
- 南角:東京都世田谷区玉川3-13-7
- 開業
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- 東角:2004年11月
- 錦町:2009年4月
- 仲角:2010年7月
- 南角:2018年11月
- 店舗面積
- 約3,400㎡
- 店舗構成
- 飲食店・ファッション・サービス・オフィス等