INTERVIEW
社員インタビュー
全ての仕事が、緑あふれた快適な空間につながっている
真野 彩音MANO AYANE
SC事業本部玉川事業部管理グループ
2016年入社
※所属組織等は取材時点(2024年2月)の情報です。
キャリアパス
- 学生時代
- 園芸学部にて剪定実習や芝生張りなどの実技や、庭造り・ランドスケープデザインなどの環境造園を学ぶ。
- 1〜4年目
- 営業統括グループ(現:営業推進グループ)に配属。全施設に共通するES向上施策や、テナント店長と当社役員が直接意見を交わす「店長ミーティング」を担当。
- 5〜6年目
- ファシリティ企画グループへ異動。先進的ファシリティ技術の研究や、SDGs部会PJにも参画し当社SDGs施策の検討・立案を推進。
- 7年目〜
- 玉川髙島屋S・Cの管理グループへ。清掃・廃棄物処理・植栽の主担当として施設管理・維持に取り組む。
入社のきっかけ
ここでなら、緑溢れた理想の空間を作れると思った
大学では、造園学を学んでいました。人と緑が調和した空間を作る仕事をしたいと考えた時に理想的な空間として一番に浮かんだのが、玉川髙島屋S・Cにある、利用者がくつろぐためのスペース、グランパティオです。明るい吹き抜けや植物に飾られたコンクリートの壁面が作り出す、非日常的ながら心地よい雰囲気が心に残っていました。
こんな空間作りに携われたら、と開発・運営を担う東神開発について調べてみたところ、自然と施設の共生が造園学部の友人の間で評判だった、流山おおたかの森S・Cも東神開発の施設だとわかりました。ここでなら、私の思い描く「緑と建物が共存する快適な空間」を作れるかもしれないと思い、入社を決めました。
現在の仕事内容
アイデアとコミュニケーションで、もっと快適な施設をつくる
管理グループの仕事は、施設を安全・快適な状態に整備することです。そう聞くとルーティーン作業を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実際は快適な施設をつくるために、アイデアを話し合いながら、試行錯誤を繰り返す毎日です。
私の担当は清掃、廃棄物処理、植栽です。作業を実際に行うパートナーさんとの協力が不可欠なため、巡回中の声かけや、季節の花についてのおしゃべりも挟みつつ、会議の場では互いに本音の意見交換を心がけています。
管理グループでは、施設の大きな改革にも取り組めます。今注力しているのは、SC内の廃棄物を分別・集積する「リサイクルファクトリー」を改装し、SCで働く人一人ひとりのリサイクルや廃棄物削減意識を向上する取り組みです。提案やデザイナーさんとの協力などの、新たな挑戦の中で、コミュニケーションの難しさと喜びを改めて実感しています。
スケジュール・シフト
一日のスケジュール
-
9:30
出社
-
10:00
施設巡回
管理グループのメンバーでバックヤード含む施設全体を巡りながら課題を発見し、改善に繋げています。
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11:00
管理ミーティング
効率的な推進のため部内で分業体制をとっています。毎週のミーティングで各業務の進捗報告や課題共有、相談をしています。
-
12:00
ランチ
お気に入りのお店のランチメニューを確認しながら、みんなでどこに行こうか?と相談して食べに行くことが多いです。
-
15:00
パートナーミーティング
清掃・警備・ビル管理・植栽・顧客サービス等の委託会社(=パートナー企業)と情報共有や課題、ご意見を交わす機会を設けています。
-
18:10
退社
シフト例※2023年4月実績
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
---|---|---|---|---|---|---|
4月1日 土曜日 通常勤務 | 4月2日 日曜日 通常勤務 | |||||
4月3日 月曜日 オフ | 4月4日 火曜日 通常勤務 | 4月5日 水曜日 通常勤務 | 4月6日 木曜日 オフ | 4月7日 金曜日 通常勤務 | 4月8日 土曜日 通常勤務 | 4月9日 日曜日 オフ |
4月10日 月曜日 通常勤務 | 4月11日 火曜日 通常勤務 | 4月12日 水曜日 オフ | 4月13日 木曜日 通常勤務 | 4月14日 金曜日 通常勤務 | 4月15日 土曜日 オフ | 4月16日 日曜日 通常勤務 |
4月17日 月曜日 通常勤務 | 4月18日 火曜日 時差勤務 | 4月19日 水曜日 通常勤務 | 4月20日 木曜日 オフ | 4月21日 金曜日 通常勤務 | 4月22日 土曜日 通常勤務 | 4月23日 日曜日 オフ |
4月24日 月曜日 オフ | 4月25日 火曜日 通常勤務 | 4月26日 水曜日 通常勤務 | 4月27日 木曜日 オフ | 4月28日 金曜日 通常勤務 | 4月29日 土曜日 通常勤務 | 4月30日 日曜日 オフ |
挑戦エピソード
ジョブローテーションを通じて、緑溢れた施設の専門家になる
私は2つの部署を経験して、ようやく憧れの管理担当になりました。ですが、本部で各施設に関わったことで「屋上庭園に、雨水貯留を兼ねたガーデンをつくる企画」を思いつき、会社に提案したり、SDGs施策をまとめるプロジェクトを進める中で、各施設が持つ魅力的な庭園のアピールに奔走したりと、振り返ってみるとどの部署でも緑溢れる施設作りに携わっていました。
それが可能だったのは、当社の全ての仕事が、訪れるお客様の快適な体験につながっているからだと思います。管理の職に就くまで時間はかかりましたが、本部から各施設の違いや魅力を実感したのち、実際に現場で起きる問題やお客様の声を知れたことで、緑溢れた快適な空間を作るための選択肢が広げられたと感じています。
管理担当になるという目標が叶った今、より大規模な植栽を融合させた施設作りに携わってみたい、という次の夢もできました。学ぶべきことは山積みですが、これまで得てきた経験をより良い施設作りに生かせれば、と考えています。
東神開発の魅力
お客様のそばで、長く愛される施設をつくれる
お客様の近くで働く分、自分の仕事の反応がすぐわかるのが商業施設の特徴です。新しいベンチを入れたとき、半日ほどで「高齢者の方には座高が低くて立ち上がりにくく危ない」という声が届き、ベンチを入れ替えたことがありました。施設管理者の視点からは気付けないご意見も多いため、全ての声にできる限り真摯に向き合いたいと思っています。
お昼を食べに施設を歩く中で「このバラを楽しみにしてるのよ」と写真を撮影する様子を見るなど、お客様の喜ぶ姿を直接見られることもやりがいですね。
また、当社は開発から管理運営まで一貫して行っているため、継続的な維持を考えて施設が設計されていたり、開発当初の意図を汲んだ管理ができたりと、長期的な視点で快適な空間をつくれることも日々、嬉しく感じる部分です。
メッセージ
利用者として覚えた感動を、自分の手で生み出せる
私が仕事の中で一番大切にしているのは、お客様の視点に立つことです。
休憩スペースに置かれたクッション一つをとってみても、それを利用するお客様のことを想像すると、傾いたり凹んだりしたままにはできません。そこまで細かく気遣うのは、自分自身が利用者として訪れていた時の、心地よい施設への感動を覚えているからです。
当社のSCを訪れて、お客様として「いいな」と感じていただけたら、是非提供側になることを考えてみてください。自らの手で作った心地よい空間の中でくつろぐお客様の姿を見れば、きっと、この仕事に携われてよかった!と心から感じられると思います。