INTERVIEW

社員インタビュー

海外での挑戦も、人と地道に向き合うことから

吉岡 基YOSHIOKA MOTO

TOSHIN DEVELOPMENT VIETNAM出向

2013年入社

※所属組織等は取材時点(2024年2月)の情報です。

キャリアパス

学生時代
法学部で学ぶ。就活はアパレル業界をメインに見ていた中で、ディベロッパー業界に出会う。
1〜4年目
玉川髙島屋S・Cにて、SC企画グループ(当時)に配属。SCに関するマーケット調査やリーシング支援等を担う部署で経験を積む。
4〜9年目
ベトナム・ホーチミンへ赴任。事業パートナー企業へ出向し、Saigon Centreオフィス部分の収入管理、リーシング・賃貸借契約などの業務に携わる。
10年目〜
ベトナム・ハノイへ赴任。商業施設運営責任者としてイベント開催から契約管理までを統括しつつ、駐在員として幅広く会社運営に携わっている。

入社のきっかけ

入社2年目で海外に

高校3年間、イギリスで暮らしていました。そこで海外の良いところも悪いところも経験した上で、卒業後は日本の大学で学びたいと考え、帰国しました。そうして大学に通う中で、再び海外での生活にチャレンジしたいと思うようになり、就職活動の際には海外で働ける会社を探していました。そんな中で出会ったのが東神開発です。面接で海外への思いを語った時「すぐに実現できますよ」と後押ししてもらったことが決め手となり、入社を決めました。その言葉を信じてはいたものの、入社してすぐ、当時の上司に「1年後には海外に行くことになるから」と言われたときには、そのスピード感に驚きましたね。実際に、入社2年目から海外に関わる仕事を経験し、以来今までシンガポールやベトナムで仕事に打ち込んできました。

現在の仕事内容

海外で、新たな領域の仕事に挑戦

私は現在、ベトナム・ハノイにある「インドチャイナプラザ」という商業施設の運営責任者を担当しています。ハノイでの最初の大きな仕事はモールのリニューアルオープンでした。それまでは、テナントの誘致を中心にやってきたため、SCの運営業務に関してはゼロから学ぶ必要がありました。実質的な責任者という立場ではありますが、わからないことは素直に周囲の社員に尋ね、現地スタッフと協力しながら、開業に向けて準備をしていきました。慣れない環境で仕事を覚えることに必死でしたが、オープン後に、買い物やお食事を楽しむお客様を目にした時は、改めて自分の仕事の価値とやりがいを感じました。

開業後はベトナムで最も大きな行事である、旧暦を祝うイベントも開催しました。子どもたちが民族音楽に乗って楽しそうに歌い踊る様子に、直接お客様を笑顔にする喜びを感じました。イベント運営はまだ挑戦中の分野ですが、今後より多くのお客様に素敵な思い出を残せるよう、細部まで改善を重ねていきたいと思っています。

スケジュール・シフト

一日のスケジュール

  1. 7:30

    出社

    ニュースやメール、書類の確認。

  2. 9:00

    定例会議

    運営に関する課題やイベントの実施等について、各部門へ連絡、協議。

  3. 11:00

    館内巡回

  4. 12:00

    ランチ

  5. 14:00

    個別打合せ

    各部門が抱える課題や計画について協議。

  6. 16:00

    デスクワーク

    メール確認・各書類の確認と承認・パートナーまたは上長へ説明する資料作成。

  7. 19:00

    退社

    館内巡回後、退社。

シフト例※2023年4月実績

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日

4月1日 土曜日 オフ

4月2日 日曜日 オフ

4月3日 月曜日 通常勤務

4月4日 火曜日 通常勤務

4月5日 水曜日 通常勤務

4月6日 木曜日 通常勤務

4月7日 金曜日 通常勤務

4月8日 土曜日 オフ

4月9日 日曜日 オフ

4月10日 月曜日 通常勤務

4月11日 火曜日 通常勤務

4月12日 水曜日 通常勤務

4月13日 木曜日 通常勤務

4月14日 金曜日 通常勤務

4月15日 土曜日 オフ

4月16日 日曜日 オフ

4月17日 月曜日 オフ

4月18日 火曜日 通常勤務

4月19日 水曜日 通常勤務

4月20日 木曜日 通常勤務

4月21日 金曜日 通常勤務

4月22日 土曜日 オフ

4月23日 日曜日 オフ

4月24日 月曜日 通常勤務

4月25日 火曜日 通常勤務

4月26日 水曜日 通常勤務

4月27日 木曜日 通常勤務

4月28日 金曜日 通常勤務

4月29日 土曜日 オフ

4月30日 日曜日 オフ

挑戦エピソード

人対人の関係を築き、ハノイの施設運営を牽引する

運営責任者には、ローカルスタッフを牽引する役割が求められています。私たち駐在員はこちらでは外国人。ローカルスタッフの方々を率いる立場だからこそ、どうしたらみんながモチベーション高く働けるかを意識し、綿密なコミュニケーションと郷に入っては郷に従えの精神を大切にしています。最近では技術職の方からマネージャー層まで、全53人のメンバーと面談の予定を立てました。もちろん、ここまでやる必要はないのですが、人を大事にすることには、こだわっていきたいですね。
また、ベトナムでは、日本と比べて会社主催のイベントも盛ん。自分も歓迎会で盛大なおもてなしを受けましたが、覚悟を決めて全力でその歓迎に応えたことで、一気に距離が縮まりました。
こちらでは、従業員は契約外の仕事はやらないのが当たり前です。そんな文化の中でも「あなただからサポートする」と助けてもらえることや「あなたがいる間はこの仕事を続けたい」と言ってもらえることがあります。そうした言葉をもらえる度に、上司部下の関係だけでなく、人対人の信頼が築けたのかもしれないと、嬉しく思います。世界中どこにいっても、結局は人と人の信頼関係がなければ始まらない。これは間違いなく言えることです。

東神開発の魅力

ベトナムに新たな街を生み出す

これから私が取り組む大きな挑戦は、ベトナム郊外に商業施設や住宅、更に学校も含む開発を行い、新しい都心を生み出す大規模計画「スターレイクプロジェクト」です。会社にとってもかなり大きな挑戦ですし、私にとっても、現在担当する施設の倍の規模の案件なので、責任と裁量の範囲もさらに大きくなり、関わるステークホルダーも多様になります。ターゲット層も若者から富裕層に変わるため、更なる付加価値の提供が必要になります。

新たな学びが必要になりますが、私にはこちらで新しい挑戦を乗り越えてきた経験があります。前例に囚われない取り組みで、私たちにしか作れない新しい街を作り出していきたいですね。

メッセージ

海外への挑戦を諦めなかったことが今につながっている

現在は当社での仕事に熱中していますが、実は不動産業界は第一志望ではありませんでした。しかし、海外で挑戦したいという気持ちを離さず行動し続けたことで、この領域にご縁をいただき、描いていた未来に近づけたと感じています。業界や領域はなんであれ、こういう形で海外に関われるというのは、人生の面白いところですね。ベトナムでの開発案件は、日本では難しい大規模案件が多く、自分にはもちろん、東神開発にとっての成長につながるチャンスが数多くあります。人から街の大きな可能性を拓くことに興味がある方の挑戦をお待ちしています。