INTERVIEW

社員インタビュー

出店者側から、SC運営の最前線へ。
若いメンバーのアイデアが次世代のSCをつくる

渡邉 昌志WATANABE MASASHI

SC事業本部立川グループグループマネージャー

2008年入社(キャリア採用)

※所属組織等は取材時点(2024年2月)の情報です。

キャリアパス

入社前
前職(アパレル業界)から転職。
入社〜10年間
柏髙島屋ステーションモールの営業担当として、契約管理、リーシング、テナント支援等に携わる。
2016年〜
2016年から管理職(チームマネージャー)に。
2019年〜
立川髙島屋S.C.へ異動。マネージャーとして運営部門全体に関わる。

入社のきっかけ

テナント側の立場で、東神開発の担当者と出会う

新卒で就職したのはアパレル業界の企業。そのときに配属されたのが柏髙島屋ステーションモールに入居する店舗でした。そこで初めて東神開発の営業担当者と出会いました。担当者の方はテナントが出店したあとも、どうすれば売り上げが上がるのか一緒に考えてくれるんですよね。「こんな仕事があるんだ!」と感動したことを覚えています。今後の自身のキャリアを考えるようになったときに、次は自分もこちら側で…と思ったのは自然の流れだったかもしれません。同業の会社をいくつか研究しましたが、施設ごとに属性や出店テナント、業務の領域や得意な分野が異なっており、SC業界のリーディングカンパニーとして、国内外でさまざまな実績を持つ当社に魅力を感じ転職を決めました。

現在の仕事内容

出店前から開業後まで、テナントに伴走し続ける

最初の配属は、柏髙島屋ステーションモール。ここでテナント誘致の仕事(リーシング)を経験しました。施設の客層などから候補を考え、テナント企業に出店の提案をするのが仕事ですが、出店が決まっても、それで終わりというわけではありません。東神開発が創業以来大切にしてきた、「共存共栄」「相互信頼」「自主性尊重」の考えを胸に、テナントで働く方々との関係性構築を大事に日々のサポートに取り組んでいました。異動を経て、現在は2施設の運営管理と部下のマネジメントを担うプレイングマネージャーとして働いていますが、今でも同モールを訪れて、テナントの方から「あのとき渡邉さんが手伝ってくれたから今がある」と言っていただけることがあり、担当冥利につきますね。テナントの立場で、施設担当者の働きぶりに憧れてこの仕事につきましたが、今はあの時以上に東神開発の仕事に魅力を感じています。

スケジュール・シフト

一日のスケジュール

  1. 9:30

    出社

    前日の売上やテナントからの連絡を確認。朝礼にて部内の情報共有後、館内巡回へ。

  2. 10:30

    デスクワーク

    メールチェックやリニューアルに向けた提案資料作成などを進めます。

  3. 12:00

    ランチ

    館内店舗や休憩室、館周辺で外食。その日の気分で選びます。

  4. 14:00

    部内ミーティング

    メンバーそれぞれが担当する案件について、業務進捗状況を確認します。

  5. 17:00

    外出商談

    出店いただいているテナントのご担当者と、契約に関する商談を行います。

  6. 18:10

    退社

シフト例※2023年4月実績

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日

4月1日 土曜日 オフ

4月2日 日曜日 通常勤務

4月3日 月曜日 通常勤務

4月4日 火曜日 通常勤務

4月5日 水曜日 通常勤務

4月6日 木曜日 通常勤務

4月7日 金曜日 通常勤務

4月8日 土曜日 在宅勤務

4月9日 日曜日 オフ

4月10日 月曜日 通常勤務

4月11日 火曜日 外出

4月12日 水曜日 通常勤務

4月13日 木曜日 通常勤務

4月14日 金曜日 外出

4月15日 土曜日 オフ

4月16日 日曜日 通常勤務

4月17日 月曜日 通常勤務

4月18日 火曜日 通常勤務

4月19日 水曜日 通常勤務

4月20日 木曜日 通常勤務

4月21日 金曜日 通常勤務

4月22日 土曜日 オフ

4月23日 日曜日 オフ

4月24日 月曜日 オフ

4月25日 火曜日 外出

4月26日 水曜日 通常勤務

4月27日 木曜日 半日勤務

4月28日 金曜日 通常勤務

4月29日 土曜日 半日勤務

4月30日 日曜日 オフ

挑戦エピソード

地域の変化を読み取り、大規模リニューアルを牽引

立川グループでの最初の大きな仕事は、立川髙島屋S.C.の全面リニューアルでした。同SCが立地する立川駅北口エリアは近年、コンサートホールやホテル等を含む大規模複合施設の開業もあり、活性化が進んでいました。このような周辺環境の変化に対応するためには、地域のお客様の声により幅広く応えていくとともに、これまでにない取り組みで次世代の顧客を獲得していくことが大きなミッションでした。
そのリニューアル施策の一つが、「来店動機となる新たなコンテンツの導入」です。具体的には、ワンフロア900坪の区画をまるまる「体験型アミューズメント」テナントとすることでした。元々百貨店だった場所に、イメージの全く異なるカテゴリとすることに最初は不安視する声もありましたが、若者の増加によるニーズの変化や、競合他施設との差別化の重要性を挙げながら、粘り強く社内協議を重ね、開業に至りました。こうした新たなテナントの導入のほか、スーパー等デイリー業種の拡充でニーズに応えていった結果、リニューアル後は来店客数が大幅に伸長し、「SCがより身近になった」といった喜びの声を多数いただきました。環境変化に応じたモデルチェンジをすることができたと自負しています。

東神開発の魅力

客層に合わせた感性が求められ、若手の意見が活きる会社

このリニューアルプロジェクトでは若手社員が中心となって『新しいショッピングセンター』の具現化を進めてくれました。例えば、『屋上の貸し農園』は社内起業制度で若手社員の提案がきっかけで導入が決まり、その他の新テナントの導入、従業員の声を反映した休憩室のリニューアルなども全て、若手社員の意見を積極的に採用。契約や交渉などの実務も主導してくれました。彼らを中心に、これからの世代や街を意識した店づくりを目指し、グループワーク、プレゼンテーションなどを重ねていく中では、若い感性ならではの着眼点に驚かされることも多くありました。社歴や年齢、部署に関係なく、自由に発想したアイデアを発信することができて、それを実現させることができるのは、東神開発の強みだと感じています。

メッセージ

まずは相手の立場に立つ、その上で自分の言葉で伝える

当社には、社歴の浅いうちからテナントやパートナー企業との交渉の最前線に立っている先輩たちがたくさんいます。今は、若い人が先輩のサポートをする時代ではありません。これから入社する方にも、ぜひ積極的にいろいろなことに挑戦してもらいたいですね。それを支えていくことも、私たち上司や先輩の役目だと考えています。そして、自分の意見に説得力を持たせるためには、相手の意見をよく聞くことが大切です。テナント管理であれば、まずは相手の立場を考えた上で、行動や提案をしてください。これからの東神開発を盛り上げていくのはみなさんです!